「プライマーコートレンズ」には、耐熱機能を追加することが可能です。
レンズをそれぞれ高温にさらした場合、耐熱処理を施している左側のレンズはキレイなままですが、耐熱処理を施していない右側のレンズはコーティングにひび割れ（クラック）が発生してしまっています。
鋳造などの熱現場では、耐熱処理を施している度付き保護メガネをご利用いただいております。
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高度な耐衝撃性特殊レンズ：「プライマーコートレンズ」を標準搭載
「金属などの飛来物から作業者の眼を守るため、いかなる事象が発生した場合でも、レンズが破損貫通しない強度を有していることが絶対的に必要となります。
当社がご提供する度付き保護メガネは、高度な耐衝撃性を有する特殊レンズの一つ、「プライマーコートレンズ」を使用しております。
プライマーコートレンズは、米国FDA規格であるドロップボールテスト（16.3グラムの鋼球を127センチメートルの高さからレンズ面に落とすテスト）よりさらに厳しい条件をクリアしております。
当社のプライマーコートレンズは、UVを99％以上カットします。
| プライマーコートレンズの球面度数 | 鋼球の重さ | ドロップボールテスト結果 |
| ±0.00 | 200グラム | 破損なし |
| －2.00 | 130グラム | 破損なし |
| －6.00 | 130グラム | 破損なし |
＊伊藤光学工業株式会社提供。レンズは1.67屈折非球面レンズを使用。上記データは米国FDA規格よりもさらに重い鋼球を落下させた際のテスト結果です。
マイナスの球面度数が大きくなるに従って、レンズの中心厚は薄くなります。そのため、衝撃に対する処理が施されていない一般の視力矯正用メガネレンズの場合、衝撃が加わると破損貫通する恐れがあります。
「プライマーコートレンズ」に耐熱・防曇機能を追加可能
耐熱処理あり
耐熱処理なし
防曇処理：左あり・右なし
また、閉鎖された高湿度の現場などでメガネのレンズが雲ってしまうことはありませんか？
私たちの度付き保護メガネは、防曇機能を追加することも可能です。
左側半分は防曇処理を施しているため、高湿度の現場でもクリアな状態です。一方、右側半分は防曇処理を施していないため、白く雲っています。
多湿の環境では、レンズの表面に水蒸気が付着してしまいます。
耐衝撃性だけでなく、各種コーティング技術も標準搭載
キズに強い「ハードコート」
キズに弱いプラスチックレンズの欠点を補います。
ギラツキを防止する「マルチコート」
レンズの映り込みや反射などによるギラツキを低減します。可視光線透過率も向上するため、視界が明るくなります。
また、ハードコート同様、キズ防止効果があります。
水やけを防止する「撥水コート」
水やけを防止するとともに、レンズ表面に付着する指紋・皮脂・油などの汚れを拭き取りやすくする効果があります。
作業者の「眼を守る」ために開発された専用フレームを使用
当社がご提供する度付き保護メガネフレームは、一般的な視力矯正用メガネフレームとは大きく異なり、飛来物などから作業者の眼を確実に守るため、カップ式の専用フレームとなっています。
一般的なメタルフレームのメガネ
カップ式の専用フレーム
また、多量の粉塵が舞っている現場や有機溶剤などの薬液が飛散するような現場では、ガスケット式の防塵アタッチメントを追加装着することも可能です。
専用フレームにガスケット式防塵アタッチメントを装着可能
カップ式防塵フレーム
